COLUMN
vol.2 動画|スーパーバンドを使用したエクササイズバリエーションのご紹介
今回はオンラインショップで公開中の「MINI BAND & SUPER BAND Lab.」より、スーパーバンドを使用したエクササイズバリエーションをご紹介いたします。 エクササイズの目的や重要なポイントなども詳しく記載しておりますので、是非最後までチェックしていただけますと幸いです。 Lunge Variations (BWD-FWD-Lateral-Crossover-Drop) Shoulder Packing Front-Hold 目的・エクササイズ特性 片脚立位における反射的制御 ターゲット 下腿、殿筋群、骨盤周囲筋群、コア、肩甲帯周囲筋群 使用アイテム ・スーパーバンド 2.9cm パープル・ラバーバンパープレート 4.5kg 動作手順 1.フロントホールドした状態で、セットする。2.バックワードランジを行う。3.フォワードランジを行う。4.ラテラルランジを行う。5.クロスオーバーランジを行う。6.ドロップランジを行う。 重要なポイント 体幹のニュートラルポジションと適切なIAP(腹腔内圧)を保ち、身体が崩されないようにする。 コーチングキー 体幹と肩甲帯のニュートラルポジションが崩れないように、常にコアと肩甲帯の筋群の至適長を維持する。 セッティング 1.2本のスーパーバンドをプレートの穴に通し、外れないようにセットする。...
オフシーズン中のトレーニングにおすすめの器具3選
今回は、オフシーズン中の競技場でのトレーニングに役立つ器具をシーン別に3つご紹介します。 1. ムーブメントトレーニング ITEM:ゲームスピード360 ウエストベルトが360度旋回することで、加速・減速・方向転換などの体の動きに対し素早く負荷の切り替えができるため、あらゆるムーブメントスキルトレーニングに対応することができます。バンドは最長240cmまで伸張します。 充分な伸張で多種目のフィールド競技で活用 ムーブメントスキルが重要視されるサッカー、バスケットボールを中心に多くのチームスポーツで競技場内のムーブメントトレーニングにご活用いただいています。ジム内ですとスペースが限られるためスーパーバンドが用いられることもありますが、ゲームスピード360は動きに負荷をかけられる距離が長いため、競技中の移動距離が長い種目のムーブメントトレーニングにも対応可能です。 2. メディシンボールトレーニング ITEM:ジャムボール ジャムボールは表面がラバー素材で中に特殊なジェルが入っており弾みにくく壁や床に投げても跳ね返りを気にすることなくトレーニングが可能です。サイズもソフトトスメディシンボールと比べると一回り小さいため、扱いやすいのが特徴です。 屋外の使用にも適した耐久性の高い素材 ジャムボールの表面はラバー素材でできているため、ソフトトスメディシンボールや他のメディシンボールと比較しても破けにくく、屋外の競技場や屋内でもプールサイドなど表面に多少の凹凸がある場所での使用もおすすめです。競技場ではジャムボール、ジムではソフトトスメディシンボールと使い分けているチームもございます。 3. スプリントトレーニング ITEM:スレッドドーグ スレッドドーグは本体重量が約9kgで比較的軽量なスチール製のスレッドで、お手持ちのプレートをセットして最大90kgまで重量を上げることができます。付属の305cmのストラップをハーネスに接続し、あらゆるスプリントトレーニングに活用できます。 不必要な摩擦を防ぎ、場所を選ばず使用可能 スレッドの中でも軽量モデルのスレッドドーグは他のスレッドのように「押す」「引く」のどちらにも対応するモデルとは異なり「引く」ことを主として開発されました。スチール製のため必要以上に地面と摩擦が起きず、競技場の芝、陸上トラックなどあらゆるフィールドで使用されることを想定されて設計されています。ハーネスや、ウエストベルトと組み合わせてトレーナーが付かなくてもスムーズにスプリントトレーニングに負荷を掛けることが可能です。 株式会社パフォームベタージャパン
サミットレポート(2/3)|PERFORM BETTER JAPAN SUMMIT 2023
10月7日(土)〜9日(祝月)に開催したPERFORM BETTER JAPAN SUMMIT 2023 の一部をご紹介させていただきます。 本日は初日の講義と実技の模様を一部ご紹介させていただきます。 テーマ:慢性炎症と栄養(前半) / 今日から使える栄養療法(後半) 講師:川合 智さん (日本統合療法株式会社 代表取締役) 運動療法と栄養療法を土台とした「統合療法」を指導し、様々な慢性不調を抱える方を寛解へ導き、アスリートに対する栄養アドバイスも行っている川合さんには「慢性炎症と栄養」「今日から使える栄養療法」の2つをテーマにお話しいただきました。 *以下、講義内容を一部抜粋 【慢性炎症と栄養】 炎症は治療のプロセスであり、健康維持のために欠かせないものです。 しかしながら、慢性化した炎症は様々な病気や不調の原因になります。 慢性炎症を収束させるためには、その引き金となる「食生活の乱れ」の改善から取り組まなければなりません。 「栄養の質」を変える事で慢性炎症を収束させ、さまざまな不調の予防に繋がります。 【今日から使える栄養療法 】 血糖をはじめとした栄養状態は直接的に自律神経に影響を及ぼし、様々な不調を引き起こします。 例えば起床時、食前、夜間など時間帯によって低血糖の種類も症状も異なり、またそれによって改善策も変わってきます。 栄養療法を行うためには評価をする必要があり、その中でも問診の重要度は高いといえます。 問診の精度を高めることで身体状態や栄養状態を推測し、不調改善の提案が可能となります。 テーマ:S・O・A・P® (動作評価)に基づくConditioning Program...
開業事例紹介|浜松市 Private Gym Plax さま
今回は、今年の夏に静岡県浜松市にオープンしたPrivate Gym Plaxさまに導入いただいた機材についてご紹介します。施設の開業・リニューアルや器具の導入をご検討されている方のご参考になれば幸いです。 Private Gym Plaxはトレーニング面積が22平米のパーソナルトレーニングジムです。クライアントは、これまでのジムに満足できなかった方や運動初心者の方を中心にアスリートまでと幅広く、ダイエットやボディメイク、スポーツのパフォーマンス向上やリハビリなどの目的に合わせたサービスを提供しています。 今回導入いただいた器具の中から3つご紹介いたします。・ハーフラック・ファンクショナルトレーナー・コンセプト2 (1)ハーフラック アスリートのトレーニングもサポートしているPlaxでは高重量を扱うトレーニングでも安心してお使いいただけるよう安定性の高いPBオリジナルのハーフラックを導入。 ベンチプレス、スクワット、デッドリフトなどベーシックなトレーニングに加え、合わせて導入いただいたECTスリーブを使ったランドマインプレスなどバリエーション豊富なウェイトトレーニングで活用いただいています。 ■導入のポイント 天井や壁にバーの取り付けができない施設では、ハーフラック付属のバーで懸垂を行なったり、サスペンション器具の設置をしたりと、ウェイトトレーニングのバリエーションを増やす用途でも有効活用されています。 スクワットラックを選ばれる際には、施設の環境や他の器具との組み合わせによる必要性も含めてご検討ください。 (2)ファンクショナルトレーナー ケーブルマシンはKEISERのファンクショナルトレーナーを導入。ハンドルだけでなくバーやベルト、アンクルストラップなどアタッチメントを変えることで全身のトレーニングにご活用いただけます。空気圧のマシンでしか得られないリハビリの効果や機能改善、 アスリートのパフォーマンス向上に対応する目的で導入いただきました。■導入のポイントスクワットラックだけでは実施が難しいプッシュ、 プルの同時エクササイズや水平面へ負荷をかけたエクササイズはファンクショナルトレーナー1台で補うことができます。パーソナルトレーニング施設ではスペースの問題で導入を見送るケースも多いですが、 限られたスペースで多種多様のエクササイズを幅広く実施するにはファンクショナルトレーナーがおすすめです。 (3)コンセプト2 有酸素マシンにはスターラインジャパンのコンセプト2を導入。ローイング動作で、脚力、腹筋、腕力、背筋といった全身を鍛えることができます。また、関節への衝撃も少ないため、 膝や腰に不安がある方や体力に自信がない方でも負荷を調節しながらクライアントのレベルに合わせてご利用いただけます。今回は、「最小限のスペースでアスリートからリハビリ目的の方まで幅広く対応できる有酸素マシン」という条件を満たすものとしてこちらの器具を導入いただきました。■導入のポイント他の有酸素マシンとの違いとして、使用していない時の保管方法が挙げられます。トレッドミルやエアロバイクなどは使用しない時でもスペースをとってしまうのに対し、 コンセプト2はマシンを2つに分離させコンパクトに保管することができるためスペースを有効活用することが可能です。今回のようにスペースの都合上トレッドミルやエアロバイクの導入が難しい場合には、コンセプト2の導入がおすすめです。 今回は、 Plaxさまの事例をもとに、施設開業時の導入器具の選び方についてご紹介させていただきました。施設の開業や改装を検討される際の考え方として参考になりましたら幸いです。 施設の開業・改装についてのご相談も承っております パフォームベタージャパンではトレーニング器具のご購入だけでなく、以下のようなご相談も承っております。 床材の違いや選び方がわからない コンセプト実現のためにどのような物件を選ぶべきか悩んでいる 施設のコンセプトは決まったが「導入器具やレイアウトが決まっていない」ので、そこから相談したい 時期未定、構想段階でも構いません。施設の設営についてお悩みやご不明点がありましたら、是非お気軽にご相談ください。...
vol.1 動画|スーパーバンドを使用したエクササイズバリエーションのご紹介
今回はオンラインショップで公開中の「MINI BAND & SUPER BAND Lab.」より、スーパーバンドを使用したエクササイズバリエーションをご紹介いたします。 エクササイズの目的や重要なポイントなども詳しく記載しておりますので、是非最後までチェックしていただけますと幸いです。 Shoulder Packing 90-90 + 90° Base Rotation 目的・エクササイズ特性 片脚立位における反射的制御共収縮による肩甲帯の安定性の獲得 ターゲット コア、殿筋群、肩甲帯周囲筋群 使用アイテム ・スーパーバンド 1.3cm ブラック・ラバーバンパープレート 4.5kg 動作手順 1.負荷の方向を向き、正対して立ち、ファーストポジションで肩を2-3秒パッキングする。 2.ベースローテーションで90°反転し、肩は90-90ポジションで2-3秒パッキングする。これを繰り返す。 重要なポイント 1.体幹と肩のニュートラルポジションと適切なIAP(腹腔内圧)を保ったまま行う。 2.反射的制御をより引き出すため、大きくプレートを動かす。 コーチングキー...
ジム開業|よく相談いただく出店準備について
今回は、頻繁にご相談いただく「施設の出店準備」についてご紹介いたします。「物件選びのポイント」や「ホームページや予約システムの必要性」など、出店をご検討されている方の参考になれば幸いです。 1.「立地や広さだけではない」物件選びのポイント ジムを出店するにあたり多くの方が1番最初に決めるのは「どこに」「どれぐらいの広さ」のテナントを借りるかだと思います。不動産業者への相談やインターネットで検索される際には「トレーニングジムの出店が可能か」などの基本条件と合わせて、ぜひ以下のポイントも踏まえた上で探してみてください。 ⑴天井の高さはどの程度か 意外と見落とされがちなのが「天井の高さ」です。一般的なジムであれば、300cm以上の天井高があれば理想ですが、事務所として使われていたテナントの天井高は250~260cm程度とやや低いものが多く、「スクワットラックやファンクショナルトレーナーなどの器具が入らない」「高さが必要なトレーニング時に器具を充分に使いきれない」といったことが起こりえます。造作の天井を抜き、建物自体の天井を使う前提で内装をデザインすれば解決することもありますが、建物が古いと抜いた天井が汚れていることもあるため注意が必要です。 ⑵床や壁の振動が近隣に影響するか 提供するサービスによって考慮すべき度合いは変わりますが、ジャンプしたり走ったりする場合には振動が生じるため注意が必要です。また、業務用のトレッドミルなどマシン自体が振動して床や壁に影響することもありますので、近隣のテナントが振動や音を気にする業種なのかもチェックしておくことをお勧めいたします。 ⑶施設の看板は目立つ場所に出せるか 路面店かビルの2階以上かによっても異なりますが、店舗の「看板の設置可否」も大きなポイントです。集客の方法には、ブランドサイトやSNSでの発信、ネット広告など様々ございますが、やはり近隣の住民や通行人の方々へ「ジムができた」と認知してもらうには、店舗への看板設置が非常に効果的です。建物の前に看板を置けるか、ビルの壁面や入り口、窓にポスターが設置できるかなど事前に確認しておくことをお勧めします。物件選びの際には、このほかにも「電気、水道などの工事の必要性」や「マーケティングの観点からの出店場所の検討」など考慮すべきことが多数ございます。ご不安な場合は専門家へ一度ご相談されることお勧めいたします。 2.ホームページは「新規顧客の獲得」を目指すなら必要 新規で施設をオープンする場合に「ホームページは必要だと思いますか?」とご相談を受けることが多くあります。 特にフリーのトレーナーさんが施設をオープンする時に悩まれるようですが、既存以外の新規のお客様を獲得するならば、確実にホームページは準備していただいたほうが良いと思います。 内容は凝ったものを作る必要はなく、新たにジムを探している方が必要とする「サービス内容、価格、設備、トレーナーのプロフィール」などの最低限の情報が網羅されていれば問題ありません。 また、ホームページをご自身で制作しようとする方もいらっしゃるのですが、専門家と同等の知識と技術がない限り、WEBサイトを制作してくれる専門家や会社に依頼することをお勧めいたします。 トレーナーさんが「トレーニング、不調改善などの運動全般は専門家に依頼することが最も効果的だ」と言うのと同様に、知識・技術がない方が制作するWEBサイトでは時間と労力が余計にかかりますし、それに見合った効果は得られないことが多いからです。 3.予約システムの導入で「運用の効率化」を ブランドサイトの次にご相談いただくのが「予約」についてです。LINE、電話、メールなど連絡ツールでご予約を受けられる方も多いと思いますが、その都度空いている枠をご案内するための電話対応、メールの返信などの事務作業が発生し、本来のサービスに支障が出たり、さらにはスタッフの業務過多にもつながったりと、デメリットを感じている方も多いのではないでしょうか。また、予約システムがないことで「施設が忙しい時間帯や、営業時間外での予約ができない」などといった会員さまの利便性の低下も考慮し、開業時に1名の場合でも複数人のスタッフでスタートされる場合でも、何らかの予約システムを導入することをお勧めしております。パフォームベタージャパンが提携するAZCAREさんが予約システムをサービス提供しておりますので、ご興味があればご検討ください。小規模施設に特化した店舗運営システム「AZZIST」の詳細はこちらhttps://azzist.azcare.jp/ 今回は開業時に器具や床材の選定と合わせて多くご相談いただくことについて、弊社の見解をご紹介いたしました。あくまでもの1つの意見として参考にされてください。パーソナルジムの開業について悩まれている方はパフォームベタージャパンの提携しているNEXPORTさんのフランチャイズ制度もぜひご検討ください。NEXPORTフランチャイズ加盟の詳細はこちらhttps://nexport.co.jp/fc/ 株式会社パフォームベタージャパン
ESDトレーニング|短時間で効率の良い有酸素運動を実現するツールのご紹介
有酸素運動といえば、ある程度の時間をかけて低〜中程度の負荷で行う運動が代表的ですが、今回は「短時間で効果的に有酸素運動を行うためのツール」を2つご紹介します。エクササイズ動画もございますので是非使用シーンをイメージしながらご覧ください。 1. 心肺機能を強化できる「バーサクライマー」 長時間運動を続けるには大量の酸素が必要となり、その酸素を体内に運ぶためには心肺機能の働きが重要です。「バーサクライマー」を活用することで、短時間で肺機能を強化することが可能です。アメリカではアスリートから一般の方まで広く使用されている人気のマシンで、国内でもスポーツチームやトレーニング施設に導入いただいております。また、1つのマシンで上半身と下半身を両方使ったトレーニングを実施できることも大きなメリットで、足部の地面接地動作がないためリハビリ中でも安全にトレーニングを行うことが可能です。 2. 高い脂肪燃焼効果が得られる「バトルロープ」 波打たせたり、床に叩きつけるなど、バトルロープを活用することで素早くダイナミックに全身を鍛えることができます。 また、短時間で全力に近い運動を行うことで、筋トレ効果だけでなく、心肺機能の向上も期待できる効率の良いトレーニングとなります。 バトルロープを使って全身を動かすにあたって、ロープを素早く振る上半身の筋力やスピード、またジャンプ動作を加えたり低い姿勢を保つことで下半身の筋力強化などの「無酸素運動の要素」が求められます。 さらに上半身と下半身の動作を同時に行うことで全身運動となり、心肺機能の向上にも促すため「有酸素運動の要素」も含まれます。 このようにバトルロープを用いることで、高い脂肪燃焼効果やさまざまな身体能力の向上に繋がります。(監修:FLUX CONDITIONINGS) Perfom Betterのバトルロープには、長さや太さが異なる4つのバリエーションがございます。・長さ9.2m 太さ5.1cm 重さ11.8kg・長さ12.2m 太さ3.8cm 重さ10kg・長さL15.3m 太さ2.6cm 重さ6.8kg・長さL12.2m 太さ2.6cm 重さ5.4kg 太さ2.6cmの細いタイプのロープは重量も軽いため、運動を始めたばかりの方やお子様にもおすすめです。 今回は「短時間で効果的に有酸素運動を行うためのツール」を2つご紹介いたしました。「実際に器具を確認したい」などご要望がありましたら、導入済みの施設見学のご案内も可能です。ご興味のある方はこちらのフォームからお気軽にお問い合わせください。 株式会社パフォームベタージャパン
サミットレポート(1/3)|前日カンファレンス「PERFORM BETTER JAPAN SU...
今回は10月7日(土)〜9日(祝月)に開催した「PERFORM BETTER JAPAN SUMMIT 2023」の内容の一部を全3回に分けてご紹介させていただきます。1回目はトレーナーを志す大学生・専門学生を対象に実施した、前日カンファレンス「PERFORM BETTER JAPAN SUMMIT 2023 for Students」についての内容です。各分野でご活躍されている講師をお招きしてトレーナーとしての知識やキャリア、ヘルスケアに関わるサービスの提供などさまざまなテーマでお話しいただきました。 テーマ:コンディショニングの可能性について 講師:荒井 秀幸さん (株式会社R-body Chief Technical Officer/ General Manager) オリンピックアスリートを中心に1,000名以上のトップアスリートのコンディショニングを担当してきたR-body。「ホンモノを身近に」として一般の方のライフパフォーマンスを上げるためさまざまなサービスを提供しています。 中でも東京オリンピック・パラリンピックコンディショニングサポートコアメンバーとしての経験をお持ちの荒井さんには、北海道上川郡東川町での実例をもとに「コンディショニングの可能性」についてお話しいただきました。 北海道上川郡東川町での取り組み 1. コンディショニングコーチの派遣・常駐 コンディショニングコーチが町に常駐し、日々のコンディショニング啓蒙活動や環境整備を実施 2. 住民向けコンディショニング指導 シリーズ形式のグループセッション、少年団・中学校・高等学校・高齢者施設での運動指導、住民向け広報誌での掲載、健康意識を高める特別講演などを通して、地域住民への肩こりや腰痛などのカラダの不調改善、スポーツのパフォーマンス向上に向けたコンディショニング指導を実施 3....
開業事例紹介|札幌市 MAX TRAINING LABO さま
今回は、今年の夏に北海道札幌市にオープンした MAX TRAINING LABOさまの事例をもとに、施設開業時のレイアウトや導入器具の選び方についてご紹介させていただきます。 テナント決定後に当社にご相談をいただき、レイアウトの考案や導入器具の選定から関わらせていただきました。施設の開業・リニューアルや器具の導入をご検討されている方のご参考になれば幸いです。 1.レイアウト MAX TRAINING LABOはトレーニング面積が約20坪(68㎡)のパーソナルトレーニングジムです。施設内で提供するサービスはアスリートのトレーニングからピラティス・マッサージ・整体と幅広く、各サービスに対応できるレイアウトになっています。主に分けられているエリアは、以下4つです。・アスリートも激しく動けるフリースペース・ウェイトトレーニングスペース・有酸素スペース・マッサージなどをおこなう施術エリア 代表の東さんがソフトテニスの選手、指導者でもあるためアスリートのムーブメント、アジリティトレーニングにも対応できるようハーフラック、バイク、ロウイングマシンなどの大型の器具を壁際に設置し中央のフリースペースは充分な広さを確保しています。また、マッサージが受けられる施術エリアはトレーニングスペースとは別で個室に設けられています。 このように施設のコンセプトと提供するサービスに基づきエリアを分けることは、トレーニング時間の効率化や運営がスムーズとなり、結果的に顧客満足度の上昇へつながります。 効率的なレイアウトもサービスの一部であると考え、「余計なストレスのない効率的なトレーニング」をクライアントに提供できる空間作りが重要です。 ■「ジム開業のポイント」について詳しく知りたい方は以下のコラムをご覧くださいジム開業|失敗しない施設レイアウトと導入器具の決め方 2.導入器具 (1)ハーフラック ウェイトトレーニングの実施に必要不可欠なスクワットラックは、PBオリジナルのハーフラックを導入。スクワット、デッドリフトなどのベーシックなトレーニングはもちろん、角度をつけたプッシュアップなどさまざまなウェイトトレーニングで活用いただけます。 ■導入のポイントハードなアスリートのトレーニングにも耐えられる頑強な作りのハーフラックは高重量でも安定した環境でサービスを提供できます。また、天井や壁にバーの取り付けができない施設では、ハーフラック付属のバーで懸垂を行なったり、サスペンション器具の設置をしたりと、ウェイトトレーニングのバリエーションを増やす用途でも有効活用されています。スクワットラックを選ばれる際には、施設の環境や他の器具との組み合わせによる必要性も含めてご検討ください。 (2)ヘックスバー ハーフラックがない場所でもスクワット、デッドリフトを安全に実施できるヘックスバーを導入。クライアントが六角形のバーの中へ入ることにより、前後重量バランスのセンターに立つことができ、身体の中心から離れる心配がなく腰部、股関節に過度な負担を掛けずにシャフトを大腿付近で持ち、安全にトレーニングが実施できます。 ■導入のポイント施設面積から考えるとハーフラック2〜3台を十分に導入できるスペースはありましたが、フリースペースの確保を優先し、ハーフラックは1台のみの導入となりました。その代わりとして、ラック以外のスペースでもスクワット、デッドリフトを安全に実施できるようにヘックスバーを導入いただきました。 今回のように、ウェイトトレーニングのスペースを確保したいものの、スペースの都合上ハーフラックの複数台導入が難しい場合にはヘックスバーの導入がおすすめです。 (3) マットラック スペースの有効活用とマットの劣化を防ぐためマットラックを導入。キャスター付きのマットラックは両面合わせてハンギングクラブマットを12枚まで収納できます。キャスター付きのため、施設内のレイアウトを変更する場合も容易に移動が可能です。 ■導入のポイントマットラック導入による主なメリットは以下の2点です。・スペースの有効活用・マットを丸めて保管しなくて済む マットを床に置いたり、丸めて保管をするとスペースが取られてしまうため、MAX TRAINING LABOさんのように複数名が同時にトレーニングをしたり、フリースペースが重要になる施設では導入をお勧めしています。また、汗や除菌スプレーのアルコールなどの水分が残ったまま丸めて保管するとマットの劣化を早めます。マットラックを使用することで保管と乾燥を同時におこなえるため、衛生面や器具の寿命を伸ばす意味でも有効な製品です。 今回は、 MAX...
動画|エクササイズバンドを使用したエクササイズバリエーションのご紹介3
今回はオンラインショップで公開中の「MINI BAND & SUPER BAND Lab.」より、ミニバンド、スパーバンドを使用したエクササイズバリエーションをご紹介いたします。エクササイズの目的や重要なポイントなども詳しく記載しておりますので、是非最後までチェックしていただけますと幸いです。 1-Leg SQ RNT + Lever Bell 3-Way Reach 目的・エクササイズ特性 片脚立位における反射的制御 ターゲット コア、殿筋群、肩甲帯周囲筋群 使用アイテム ・ ミニバンド ライト イエロー 10本パック ・ Lever Bell 6.8kg 動作手順 1.膝の上にミニバンドをセットし、Lever Bellを身体の前で持つ。...
動画|エクササイズバンドを使用したエクササイズバリエーションのご紹介2
今回はオンラインショップで公開中の「MINI BAND & SUPER BAND Lab.」より、ミニバンド、スパーバンドを使用したエクササイズバリエーションをご紹介いたします。 エクササイズの目的や重要なポイントなども詳しく記載しておりますので、是非最後までチェックしていただけますと幸いです。 Staggered Zigzag Walk + Shoulder Packing 目的・エクササイズ特性 殿筋群とコア・肩甲帯の協調 ターゲット コア、殿筋群、肩甲帯周囲筋群 使用アイテム ・ ミニバンド ライト イエロー 10本パック ・ミニバンド ミディアム グリーン 10本パック 動作手順 1.膝の上と足首と手首にミニバンドをセットする。 2.肩のパッキングをしてから、スタッガードポジションになる。...
ジム開業|安全な施設を作るためには?
安全性には、トレーニング時のクライアント同士の距離や、設置器具の安定性、施設内の導線などさまざまな要素が関わり合っていますが、今回は開業前に考えておくべき重要なポイントを3つご紹介いたします。 安全な施設を作るための3つのポイント 1. 床材選び 安全な施設を作るためには、施設の広さやコンセプトに関わらず「床材選び」にこだわることが重要です。例えば、ストレングストレーニングを行うエリアでは衝撃を吸収しやすいラバーマットを選ぶことで、クライアントの負担軽減やトレーニング時の転倒防止だけでなく、万が一落下させた場合にも器具の破損も防ぐことができるなど安全性を高めることができます。黒色でハードなイメージのあるラバーマットですが、最近はフローリングやコルク調のラバーマットもございます。施設内を無骨な雰囲気ではなく、日常的な空間に近づけたい方におすすめです。 コルク調のラバーマットの使用例(NEXPORT新小岩) そのほか、フリースペースやアジリティトレーニングを実施するスペースに適した床材の選び方についてはこちらをご覧ください。床材選びのポイントまとめ 2. 器具選び 器具を選ぶ上で「耐久性」と「扱い易さ」は非常に重要です。 今回は消耗品と重量を扱う器具を選ぶ上で重視すべきポイントをご説明いたします。 (1) 消耗品は「劣化しづらいもの」を選ぶ エクササイズバンドなどの消耗品は劣化に伴い破れることがありますが、表面の加工や素材によって耐久性が大きく異なります。 特にバンドの張力が高くなるムーブメントトレーニングの負荷やチンニングのサポートとして使用する場合には、大きな怪我につながる可能性があるため、耐久性の高いバンド選びや劣化状況のこまめな確認が重要です。 一般的にエクササイズバンドはつなぎ目の部分に負荷がかかり破れることが多いのですが、PERFORM BETTERのエクササイズバンドは筒状の塊から周りをくり抜く手法でつなぎ目(貼り合わせ箇所)がなく破れやすい部分がございません。加えて表面が劣化しにくいオイルを散布後に検品・出荷しているため、従来のエクササイズバンドよりも耐久性が高く安心してご利用いただけます。 (2) 重量を扱う器具は「握りやすさ」と「体への負担」で選ぶ 例えばケトルベルでは「握りやすさ」や「体に過度な負担が掛からないこと」などの取り扱いやすさがトレーニングの安全性を高めます。 ケトルベルの使いやすさを決める要因は、表面の素材による握りやすさも影響しますが、ハンドルと重量部分のバランスが大きく関わります。 ケトルベルはメーカーによって「ハンドルの形状」に違いがあり、グリップの太さ、ハンドル部分が必要以上に大きいと重量部分との重さに差が少なくなり、扱いにくいことに加えて、ケトルベルを使用するメリットも少なくなってしまいます。ケトルベルの重量の揃え方や握り方について詳しく知りたい方は以下をご覧ください。ケトルベルの仕様と握り方 また、PERFORM BETTERではトレーニングの安全性を高める器具として「ヘックスバー」の導入をおすすめしています。ヘックスバーは「絶対に必要な器具」ではないため、予算の都合で導入を見送られる方も多いかと存じますが、通常のシャフトでは得られない「怪我の予防」や「過度な体への負担を軽減」といったメリットがございます。ヘックスバーについてご興味のある方は以下をご覧ください。ヘックスバーの特徴 器具の仕様にこだわることでトレーニング効率が上がることはもちろん、安全性を高めることでクライアントの不要なストレスを低減させることができます。「安全な施設づくり」も重要な観点としてぜひ施設設営にお役立てください。 ...
動画|スピード&アジリティトレーニングに有効なツールのご紹介
今回はスピード・アジリティトレーニングをより効果的に行うためのツールを2つご紹介します。 「アジリティ」はさまざまなスポーツで求められる重要な能力ですが、能力を発揮したいタイミングで体を上手く使えるように日頃からトレーニングを重ねることが重要です。動画もございますのでぜひ使用シーンをイメージしながらご覧ください。 (1)ブレットベルト ブレットベルトにはリリース機能が備わっており、一定の力が加わるとストラップが分離する点が最大の特徴です。「停止状態から瞬発的に加速するスキルの向上」や「ジャンプ動作の改善」に役立つツールで、主にランナーのスタートダッシュのトレーニングに使用されます。腰ベルトにはベルクロ(マジックテープ)のついたストラップが接続しており、トレーナーが片手でストラップを握ってレジスタンスを加え、もう一方の手で接続部分をリリースして使用します。また、動画のように室内の限られたスペースでも効果的にトレーニングを実施できる点も魅力の一つです。 (2)ゲームスピード360 ゲームスピード360は「効率的に地面に力を伝える」ことを重視するトレーニング時には欠かすことのできないツールの1つです。ウエストベルトが360度旋回することで、加速・減速・方向転換などの体の動きに対し素早く負荷の切り替えができるため、あらゆるムーブメントスキルトレーニングに対応することができます。運動変動性を用いて、スポーツに求められる動きのスキルを自己組織化する上で最適なツールです。また、ベルトについているレジスタンスコードで負荷を一定に維持することができるため、ムーブメントトレーニングだけではなく他のエクササイズの補助としてもご使用いただけます。 今回はスピード・アジリティトレーニングをより効果的に行うためのツールを2つご紹介いたしました。瞬発的に加速するスキル向上を目的とする場合は「ブレットベルト」、加速・減速・方向転換のスキル向上を目的とする場合は「ゲームスピード360」をおすすめしています。競技ではこのほかにも、状況を素早く見極める判断能力や、相手のフェイントやタックルなどに対応する対人操作も必要となります。ぜひ競技に近い環境や動きも取り入れながらご使用ください。【商品に関するお問い合わせ】 器具の使い方などご不明点があればこちらのフォームからお気軽にお問い合わせください。
動画|ハイドロベストを使用したエクササイズバリエーションのご紹介
今回は背負うタイプの「ウォーターバッグ」で両手が自由に使えることが魅力の「ハイドロベスト」を使用したエクササイズバリエーションをご紹介いたします。 エクササイズ動画もございますので、是非使用シーンをイメージしながらご覧ください。 (過去コラム『3種類の「ウォーターバッグ」のご紹介』はこちら) エクササイズ紹介 1. ジャムボールと組み合わせて 2. アクアバッグと組み合わせて 今回はハイドロベストを使用したエクササイズをご紹介させていただきました。 ウォーターバッグを使う最大のメリットは水の量を調節することでエクササイズの難易度を簡単に調整することができることです。 ぜひご自身・クライアントのレベルやコンディションに合わせてお使いください。 【商品の購入をご希望の方】ハイドロベストの購入をご希望の方は公式ストアからお買い求めください。 【商品に関するお問い合わせ】器具の使い方などご不明点があればこちらのフォームからお気軽にお問い合わせください。
動画|ミニバンドを使用したエクササイズバリエーションのご紹介
今回はオンラインショップで公開中の「MINI BAND & SUPER BAND Lab.」より、ミニバンドを使用したエクササイズバリエーションをご紹介いたします。エクササイズの目的や重要なポイントなども詳しく記載しておりますので、是非最後までチェックしていただけますと幸いです。 Comerford Hip Complex 目的・エクササイズ特性 殿筋群の活性化 ターゲット 殿筋群・コア 使用アイテム ・ミニバンド ライト イエロー 10本パック・ハンギングクラブマット ブラック 183cm 動作手順 1.膝の上にミニバンドをセットし、側臥位になる。 2.踵をつけたまま、股関節の内外旋を行う。(中殿筋後部線維) 3.大腿をやや離したまま、股関節の内外旋を行う。(中殿筋前部線維) 4.股関節外旋ポジションを保ったまま、股関節の内外旋を行う。(中殿筋後部線維+中殿筋前部線維) 5.股関節0度伸展ポジションを保ったまま、股関節の内外旋を行う。(大殿筋+中殿筋後部線維) 重要なポイント 体幹のニュートラルポジションと適切なIAP(腹腔内圧)を保ったまま行う。 コーチングキー 脊柱の側屈や骨盤の傾斜が起きないように、適切な脊柱と骨盤のポジションで行う。...
ジム開業・改装などを検討中の方へ
施設見学・一括お見積もりを承っております
パーソナルジム、トレーニングルームの開業や改装をご検討中の方向けに、
施設見学・一括お見積もりのサービスをご提供しております。
時期未定、構想段階でも構いませんので、お気軽にご利用ください。