COLUMN
開催レポート後編|Active-Aid Program コラボウェビナー(3月16日)
先日、Active-Aid Program様とのコラボウェビナーの開催レポート(前編)を配信しました。 後編では、エクササイズに加え質疑応答も合わせて紹介いたします。 *前回の配信内容をご覧になりたい方はこちらからご覧ください。 ■開催日:2024年3月16日■テーマ:レジスタンストレーニングにおけるアジリティースピード向上法 1.ゲームスピード360を活用したエクササイズ エクササイズの原理原則の観点では、アシストから始めてレジスタンス(負荷)に移行しなければ怪我につながる可能性が高くなるとされています。 レポート前編では「アシスト」にあたるエクササイズを紹介しましたが、後編では「負荷」のエクササイズを紹介します。 ジャマー(負荷) ECTスリーブを使用したトレーニングもありますが、その場合は上半身にも負荷が加わります。 体幹部を引っ張られることでトリプルエクステンションに転換できた方がエクササイズ戦略として認知機能が向上しやすいという観点からゲームスピード360を使用をおすすめいたします。 ステップアップ- 股関節伸展(負荷) 前に加速する際に上半身まで連動させるエクササイズで股関節を伸展し前に進むための力を獲得するエクササイズです。前に加速する際に上半身まで連動させる動きを学習することができます。 動画ではベンチ台にゲームスピード360を通し、バーベルにストラップを括り付けて使用しています。 先述した通り、スーパーバンドで代用した場合「張力」によって伸ばすにつれて負荷が強くなってしまい、肩を痛めてしまう恐れがあるため、一定の負荷をかけられるゲームスピード360を使用することをおすすめいたします。 2.ゲームスピード360とスーパーバンドの違い アジリティトレーニングでは他にもスーパーバンドをご使用いただくこともありますが、それぞれツールの特徴が異なるためエクササイズの目的によって選択しなければなりません。 スーパーバンドは張力によって引っ張れば引っ張るほど限界値に近づきます。 限界値に近づくと引っ張られる力が強くなり、エクササイズ中の強弱のコントロールが難しくなります。 対してゲームスピード360は引っ張られる力がある程度一定に保てることが特徴です。 「アシスト」も「負荷」も一定の力が加えられるのでアジリティトレーニングをおこなう際は非常に有効なツールです。 3.質疑応答 Q.競技トレーニング中に発生した代償動作の対処はどうすれば良いですか? 競技トレーニング中に起きた代償動作を対処する際に、その場で対処するか代償動作を補うエクササイズを実施するのか、悩まれる方は多いと思います。 代償動作が発生した際の考え方として2つの観点から解説します。 1つ目、エクササイズを実施する前にスクリーニングによってしっかり評価を行わなければなりません。スクリーニングを行うと代償動作のパターンが見えてきます。 さらに競技中の動作を動画などで確認させてもらうことも重要です。 それによってトレーニング施設で行っている動作から出ている代償動作と競技中に起こっている代償動作を一致させ、エクササイズを介入させる指標にすることができます。 2つ目、エクササイズ中に代償動作が起きた場合はエクササイズをリグレッションします。リグレッションしたエクササイズで代償動作が出なければそのまま改善エクササイズとして割り当てます。...
開催レポート前編|Active-Aid Program コラボウェビナー(3月16日)
日頃よりパフォームベタージャパンをご愛顧いただきましてありがとうございます。 今回は、Active-Aid Program様とのコラボウェビナーの内容を前編・後編に分けてご紹介いたします。 ■開催日:2024年3月16日■テーマ:レジスタンストレーニングにおけるアジリティースピード向上法 アジリティの定義と前提 アジリティとは「軽快かつ素早く方向を変え、体のポジションを変えるための技術で、動作実行中に身体がおこなえるもの」を指します。 はじめに、トレーニング施設でおこなっているアジリティトレーニングは「外的要因が少ない状態で実施するトレーニング方法」であることを理解しておかなければなりません。例えば、ボディコンタクトスポーツのアジリティ向上のためには競技中と同じく敵や味方との接触を考慮したトレーニングが必要ですが、外的要因が少ない環境でトレーニングを続けるだけでは競技中のパフォーマンスの向上にはつながりません。 アジリティに必要な能力 ■Posture (体勢の確保) 意味:走る(加速)ための姿勢に変える(股関節の屈曲位、膝関節の屈曲位、足関節の背屈) 姿勢:パワーポジション (力を発揮しやすい関節位置) ■Acceleration (加速) 意味:床半力を使うことができる(パワーポジションにて地面を蹴る) 動作:トリプルエクステンション(股関節、膝関節、足関節)を伸展させる *床を蹴る動作において足関節は伸展動作と定義することはできません ■Deceleration (減速) 意味:先述の体勢の確保と加速を止め切る ゲームスピード360を活用したエクササイズ エクササイズの原理原則の観点では、アシストから始めてレジスタンス(負荷)に移行しなければ怪我につながる可能性が高くなるとされています。今回は「アシスト」と「負荷」の動作を含む「ゲームスピード360」を使ったエクササイズを2つご紹介します。*ゲームスピード360の紹介ページはこちら サイドステップ(アシスト) シンプルなエクササイズですが「加速」と「減速」の両方を一度におこなえる有益なトレーニングです。「動きを止める(着地をする)」という観点では右方向に進んでいく慣性エネルギーを和らげアシストしていますが、「地面を蹴る・横にステップする」という観点では負荷となっています。 サイドステップ(負荷)+アクアボール 先ほどの「サイドステップ」をプログレッションさせたエクササイズで、アクアボールを前に突き出す動作を追加します。 「動きを止める」観点では進行方向に向かって引っ張り慣性エネルギーを助長するような負荷がかけられており、さらにアクアボールを前に突き出すことで中の水が揺れるため、体幹部を安定させる要素が加わります。サッカーやラグビーなどのボディコンタクトスポーツで有効な動作で、前述のような「+α」の負荷を加えることによって体幹部にスタビリティとしての影響を与えトレーニングプログラムが成立しやすくなります。 このエクササイズに使用するアクアボールは扱いやすいSサイズがおすすめです。 ツール使用時の注意点...
開催レポート(続編)|Active-Aid Program コラボウェビナー(2月17日)
先日、2月17日に実施したActive-Aid Program様とのコラボウェビナーについての開催レポートを配信いたしましたが、嬉しいことに多くの方から反響をいただきました。今回はその続編として、前回は掲載しきれなかった質疑応答なども交えながらご紹介させていただきます。*前回の配信内容をご覧になりたい方はこちらからご覧ください ■開催日:2024年2月17日■テーマ:コンディショニングからトレーニングにおけるアクアボールの活用法 ケトルベル/ダンベルとの違い 「アクアボール」と「ケトルベル/ダンベル」の違いを端的に言うと「有形」か「無形」かです。 「ケトルベル/ダンベル」は有形のため負荷のベクトルは重力に拮抗しますが、対して「アクアボール」は負荷となる水が無形のため内外的要因によって負荷が変化します。 重心の違い ・ケトルベル/ダンベル:確定 ・アクアボール:不確定 ケトルベルは玉の中心、ダンベルは持ち手のシャフト部分、いずれも重心は中央部(真ん中)から動きません。対して、アクアボールは身体の傾きによって重心が変わるため不確定です。 ベクトルの違い ・ケトルベル/ダンベル:重力鉛直線上 ・アクアボール:重力をベースに変化 いずれも重力は下方向に働きますが、アクアボールは持っている方向や傾けた方向によって水が流動的に変化し、それによりベクトルも常に変化します。 類似ツールにサンドバッグがありますが、砂の動きよりも水の動きの方がより流動的なため、アクアバッグやアクアボールの方が変化が起きやすく、変化のスピードも速いです。 このような点からアクアバッグやアクアボールは多様性の高いツールであることがわかります。 質疑応答 汎用性の高い重量(≒負荷)はどれくらい? 可能であれば、アクアバッグ、アクアボールともに2個ずつ用意しておくことを推奨しています。 1つは2kg程度で用意します。少し軽めと感じる方もいますが、意外と男性でも充分な重量です。 もう1つはボディコンタクトで外力によって身体を支えることに長けている人向けに5kg〜6kgの重量を用意しておくと良いでしょう。 また、同じ5kgでもアクアバッグとアクアボールで揺れ幅が異なるので、同じ重量であっても負荷のかかり方は変わります。クライアントに処方する際はご注意ください。 サイズの違いや選び方は? アクアバッグやアクアボールが大きければ水の揺れ幅が大きく、小さければ同じ重量でも揺れ幅は少なくなりかかる負担も変わります。 リハビリからトレーニングまで一貫して使用したい場合はSサイズで充分です。 トレーニングを目的により高負荷・高強度・広域地で使用したい場合はMサイズをお選びください。このような観点から一般の方からアスリートまで幅広く指導を行っている施設では複数用意があると非常に便利です。 アクアバッグ、アクアボールはリハビリからトレーニングまで幅広く活用できることが最大のメリットです。 重量の増減だけでなく他のツールと組み合わせて使用するとプログレッションやリグレッションが行いやすくなるため、ぜひ参考にしていただけますと幸いです。 株式会社パフォームベタージャパン
開催レポート|Active-Aid Program コラボウェビナー(2月17日)
今回は、Active-Aid Program様とのコラボウェビナーの内容を一部ご紹介いたします。■開催日:2024年2月17日■テーマ:コンディショニングからトレーニングにおけるアクアボールの活用法 アクアバッグ・アクアボールの原理原則を理解する アクアバッグやアクアボールは、慣性の法則に従う水の移動を利用し、負荷のベクトルや荷重のバランスを変化させて負荷を加えるツールです。 【ポイント】 (1)水が流動的なため、動作にも伴い負荷の方向が変化する(2)水が移動し切ったら、負荷はある程度一定化する(3)水の移動方向により、動作を行いやすくすることも可能となる (1)、(2)についてはアクアバッグやアクアボールにおける原理原則となり、水の動きによって負荷が変化し身体にかかる負担も変化します。 (3)は性質が少し異っており、何らかの動作を遂行する際にその動きを助長するアシスティブな負荷の働きをします。例えば、アクアバッグを胸の前で平行に持ったまま真っ直ぐ歩いた場合、水は進行方向(前後)に揺れます。この水の揺れに合わせて歩くことで、前方への推進力の助長に役立ちます。この水が動く力を上手く利用することで股関節伸展等を行いやすくすることが可能です。 アクアバッグ・アクアボールの使用の向き・不向き 原理原則によって「動いているものを制御する方法」、「動いた場合に安定させる方法」の2つを習得することができます。 コンディショニングやトレーニングなどの目的やどの部位をターゲットにするかによってどこの方向に振り、どのように動かすかが変わります。 アクアバッグやアクアボールの使用に注意が必要なケース ■使用しない方が良いケース ・関節の不安定な方が使用した場合、シュラッグ動作が起き、正しいアライメントから抜け出た位置での筋収縮を学習させている状態になってしまうため、エクササイズを行うことによって身体に悪影響を与えてしまいます。 ・過緊張の状態でエクササイズを行う場合も同様にシュラッグ動作により重点が高い位置になるため、腰椎や骨盤に負担がかかってしまいます。 ・アクアバッグやアクアボールを持った状態でバランストレーナーの上でスクワットしたり、ビームの上を歩行するといったバランストレーニングに有効なエクササイズがありますが、これらをバランス不良の方や腰痛を持っている方が行うと、より体幹部が不安定になるため使用しない方が良いと言えます。このようなケースではダンベルやケトルベルの使用をおすすめします。 ■効果が得られないケース 「筋肥大」「パワーの発揮」「ストレングスの向上」などが目的の場合には、あまり効果は得られない可能性が高いです。これはアクアバッグやアクアボールでは筋肥大のために有効なウエイトの許重量に満たないことが理由です。 アクアボールの活用方法 1. 3mo position+外力 【動作手順】 (1)3ヶ月ポジションをとり、重力の鉛直線上に水が負荷として肩に加わっている状態でキープし棒や手でアクアボールを押してもらう (2)押されたことによって中の水が揺れ、この揺れを肩甲胸郭、肩甲上腕関節でしっかりと安定をさせる 【ポイント】 あえて3ヶ月ポジションで脚を股関節屈曲進展位させることで体幹部も関与させることを狙った運動動作です。ケトルベル等では同じ効果は生まれず、アクアボールでしかできない運動動作になるため覚えていて損はないエクササイズ種目です。 2. スクワット+揺らし 【動作手順】...
サミットレポート(3/3)|PERFORM BETTER JAPAN SUMMIT 2023
日頃よりパフォームベタージャパンをご愛顧いただきましてありがとうございます。 10月7日(土)〜9日(祝月)に開催したPERFORM BETTER JAPAN SUMMIT 2023 の一部をご紹介させていただきます。 本日は二日目の講義の模様を一部ご紹介させていただきます。 テーマ:Neural Performance -感覚運動科学の観点からフィジカルトレーニングを再考する 講師:近藤 拓人さん (AZCARE ACADEMY 代表、NEXPORT 代表) 日米のスポーツチーム、クリニック、フィットネス施設での経験を生かし、現在はAZCARE ACADEMY代表、パーソナルトレーニング施設NEXPORT代表として現場指導と教育活動に従事されている近藤さんには、専門の感覚運動科学の観点から「フィジカルトレーニングを再考する」をテーマにお話しいただきました。 *以下、講義一部抜粋 ■実行機能を鍛えることでパフォーマンスを向上できる 実行機能は認識、判断、行動の三つのフェーズで構成されています。 スポーツ競技でいえば、サッカーやバスケットボールのディフェンスのように相手の動きに対応する動作や、野球の打撃やバレーボールのレシーブのように素早く反応・判断をして意図した動作を正確に行う動作も実行機能が密接に関連しています。 実行機能が低いと判断が遅れてしまったり反応ができないといったプレーに繋がってしまいます。 実行機能を鍛えることで競技や日常生活におけるパフォーマンスも向上します。 ■実行機能の訓練方法 実行機能の訓練を自分の身体を思い通りに動かせないまま行うと危険が伴います。 そのため、使いづらい部位があればコントロールできるように鍛えてから次のステップに進まなければなりません。 STEP 1...
【体験レポート】R-body ACADEMY Basicコース
今回は、昨年10月にカリキュラムがアップデートされた「R-body ACADEMY Basicコース」を受講させていただきましたのでご紹介させていただきます。 株式会社R-bodyとは スポーツ医学の最前線コンセプトをもとに創設されたライフパフォーマンスをサポートするトレーナーカンパニーです。 オリンピックアスリートを中心に1,000名以上のトップアスリートのコンディショニングを担当してきた実績と経験があり、「ホンモノを身近に」をコンセプトに一般の方のライフパフォーマンスを上げるためさまざまなサービスを提供しています。https://r-body.com/ R-body ACADEMYとは 「知って終わりではない、できて終わりでもない、目の前のクライアントのカラダを改善できるコンディショニングコーチ」の育成をコンセプトとしたアカデミーです。知識を増やすことに終止せず、得た知識を使いこなし、目の前のクライアントのカラダを改善させることこそがゴールと捉え、ライフパフォーマンスの向上やケガをしないカラダづくり(フィジカルコンディショニング)に必要な「知識」と、クライアントのカラダの機能を改善に導くために必要な「実践の場」の両方を提供されています。https://r-body.com/for_trainers/ 今回受講したBasicコースとは R-bodyが推奨するコンディショニングプログラムと、機能的なカラダづくりを行う上で知っておくべき原理原則、コーチング概論を学ぶことができます。トレーニング指導の経験がなく、コンディショニングを基礎から学びたい方にオススメのコースです。詳細はHPをご確認ください。https://r-body.com/course/basic/ どのような方が受講しているのか 既にトレーナーとして実績のある方や運動指導者、アスリートとして第一線で活躍されていた方、これから指導を始める方などさまざまとのこと。私もトレーナーや運動指導者の立場ではありませんが、ライフパフォーマンス向上における知識やエクササイズを行う際の正しいフォーム、エラー動作が起きた場合の対処法など習得することを目的に受講させていただくことにいたしました。何よりPERFORM BETTERで取り扱っている器具が現場でどのように使われているのかは、普段は目にすることができないことであり、自社製品についての理解を深める良い機会になると思ったことも理由の1つです。 Basicコースを受講してみて (1)基本情報 講義動画によるオンデマンド学習にて知識のインプットを行い、合計12時間の対面形式での実践訓練を2日間にわたり実施します。場所は東京リゾート&スポーツ専門学校にて開催され、受講者12名に対してメイン講師1名、サブ講師1名、アシスタント2名体制での進行でした。今回受講したテーマは「専門知識“0”から痛みの再発防止や予防、スポーツのパフォーマンスアップができるコンディショニングコーチへ」。各パートの内容は以下の通りです。 オンデマンド学習:コンディショニング概論、機能的動作の原理原則、コーチングプログラム、カラダの構造と傷害に関する知識を解説 実践訓練(対面形式):コンディショニング指導実践 (2)良かったこと ・専門知識がないため受講前は不安に思うこともありましたが、1つ1つ受講者が理解しやすいように分かりやすく解説いただいたこと ・実践で起きた失敗は受講者間で共有しながら進めるため、さまざまなケースの対処法を知ることができたこと 受講動機として挙げた、ライフパフォーマンス向上における知識やエクササイズの正しいフォーム、エラー動作の対処法などの基礎知識を習得したことにより、認定試験にも無事合格することができました。 (3)おすすめしたい方 ・Basicコースは難しい言葉は使わずに、知識がない人にもわかりやすく解説していただけるのでこれから知識を深めたいと考えている初学者の方でも安心してご受講いただけます ・既にトレーナーとして実績がある方や運動指導者の方でも「知識を使いこなす力」や「コーチング力」を身につけたいと考えている方にもおすすめです 今回の受講を通して、トレーナーや運動指導者を志すにあたって様々な知識の習得も大事ですが、その先の「知識を使いこなす力」や「コーチング力を発揮できるか」がいかに重要であるかを身をもって学ぶことができました。トレーナーとしてのスキルをさらに深めたいと考えている方はぜひ一度ご検討ください。 もっと詳しく知りたい方へ 株式会社R-bodyのサービスをもっと詳しく知りたい方は以下のリンクよりご確認ください。https://r-body.com/ Basicコースの受講を希望される方へ...
サミットレポート(2/3)|PERFORM BETTER JAPAN SUMMIT 2023
10月7日(土)〜9日(祝月)に開催したPERFORM BETTER JAPAN SUMMIT 2023 の一部をご紹介させていただきます。 本日は初日の講義と実技の模様を一部ご紹介させていただきます。 テーマ:慢性炎症と栄養(前半) / 今日から使える栄養療法(後半) 講師:川合 智さん (日本統合療法株式会社 代表取締役) 運動療法と栄養療法を土台とした「統合療法」を指導し、様々な慢性不調を抱える方を寛解へ導き、アスリートに対する栄養アドバイスも行っている川合さんには「慢性炎症と栄養」「今日から使える栄養療法」の2つをテーマにお話しいただきました。 *以下、講義内容を一部抜粋 【慢性炎症と栄養】 炎症は治療のプロセスであり、健康維持のために欠かせないものです。 しかしながら、慢性化した炎症は様々な病気や不調の原因になります。 慢性炎症を収束させるためには、その引き金となる「食生活の乱れ」の改善から取り組まなければなりません。 「栄養の質」を変える事で慢性炎症を収束させ、さまざまな不調の予防に繋がります。 【今日から使える栄養療法 】 血糖をはじめとした栄養状態は直接的に自律神経に影響を及ぼし、様々な不調を引き起こします。 例えば起床時、食前、夜間など時間帯によって低血糖の種類も症状も異なり、またそれによって改善策も変わってきます。 栄養療法を行うためには評価をする必要があり、その中でも問診の重要度は高いといえます。 問診の精度を高めることで身体状態や栄養状態を推測し、不調改善の提案が可能となります。 テーマ:S・O・A・P® (動作評価)に基づくConditioning Program...
サミットレポート(1/3)|前日カンファレンス「PERFORM BETTER JAPAN SU...
今回は10月7日(土)〜9日(祝月)に開催した「PERFORM BETTER JAPAN SUMMIT 2023」の内容の一部を全3回に分けてご紹介させていただきます。1回目はトレーナーを志す大学生・専門学生を対象に実施した、前日カンファレンス「PERFORM BETTER JAPAN SUMMIT 2023 for Students」についての内容です。各分野でご活躍されている講師をお招きしてトレーナーとしての知識やキャリア、ヘルスケアに関わるサービスの提供などさまざまなテーマでお話しいただきました。 テーマ:コンディショニングの可能性について 講師:荒井 秀幸さん (株式会社R-body Chief Technical Officer/ General Manager) オリンピックアスリートを中心に1,000名以上のトップアスリートのコンディショニングを担当してきたR-body。「ホンモノを身近に」として一般の方のライフパフォーマンスを上げるためさまざまなサービスを提供しています。 中でも東京オリンピック・パラリンピックコンディショニングサポートコアメンバーとしての経験をお持ちの荒井さんには、北海道上川郡東川町での実例をもとに「コンディショニングの可能性」についてお話しいただきました。 北海道上川郡東川町での取り組み 1. コンディショニングコーチの派遣・常駐 コンディショニングコーチが町に常駐し、日々のコンディショニング啓蒙活動や環境整備を実施 2. 住民向けコンディショニング指導 シリーズ形式のグループセッション、少年団・中学校・高等学校・高齢者施設での運動指導、住民向け広報誌での掲載、健康意識を高める特別講演などを通して、地域住民への肩こりや腰痛などのカラダの不調改善、スポーツのパフォーマンス向上に向けたコンディショニング指導を実施 3....
SPORTEC2023 合同ブース出展(8/2〜8/4)レポート
8月2日(水)~4日(金)に東京ビッグサイトで開催された「SPORTEC2023」に株式会社フィットネスアポロ社様、DRAX JAPAN株式会社様と合同でブースを出展させていただきました。 ブースでは新製品のスタビバーやアクアバッグ、アクアボールの新サイズモデルをはじめ多くの商品を展示いたしました。 特に新商品の「スタビバー」については最大の特徴であるバーの撓りに驚かれる方や、実際にスクワットやベンチプレスなどの動作を試される方も多くいらっしゃいました。 ブースで名刺交換をいただいた皆様には、展示会で使用した器具の特価販売のご案内なども行わせていただきました。器具に限りがございますが、ご検討中の皆さまのご連絡をお待ちしております。 また、例年と同様に豪華講師による30分間のショートセミナーを実施しました。弊社の器具を使ったエクササイズもご紹介いただき、セミナー参加者にもその場でエクササイズをお試しいただくなど、どの回も充実した時間となりました。 【講師紹介】 *写真上からBest Performance Laboratory 桂 良太郎さんR-body 関上 寅之輔さんSTC Japan 新井 颯太さんR-body 高田 章史さんR-body 荒井 秀幸さんフィットネスアポロ社 武内 俊宏さん...
Active-Aid Program コラボウェビナー(7/22)開催レポート
今回は、Active-Aid Programとのコラボウェビナーの内容を一部ご紹介いたします。 ■開催日:2023年7月22日 ■テーマ:「スムーズなプログレッション ~ リハビリからトレーニングまでを運動器&感覚器の観点で繋げる ~ 」 ■講 師:根城祐介 1. リハビリとトレーニングにおいて重要視するべきことは? 「リハビリ」と「トレーニング」とで違いはあるものの、原理原則に立ち返ると「明確なゴールセッティングを行い、的確な運動指導・施術により最短で元の状態よりも良い状態へ導く」という最も重要な点はどちらにも共通しています。 目的を達成するために重要視すべき3つの点 (1)時間:疼痛抑制、RTP(Return To Play) 日常生活や競技に素早く戻すことを指しており、短時間で効率良くアプローチを行い、元の状態よりも良い状態に戻せると高い満足度を得ることができます。 (2)能力:筋力、パワー、持久力、スキル怪我をした際に低下してしまう筋力や持久力を怪我をする前の状態に導く必要があります。 (3)耐性:組織の耐性 組織の耐性が追いついていないと再発の恐れがあります。リハビリ・トレーニングの目的として組織の耐性まで考慮した上でアプローチを行う必要があります。 2. ゴールを素早く達成するために必要な能力とは? 怪我をして競技復帰するまでの間には「リハビリ」、「コンディショニング」、「トレーニング」といったステップアップ式にアプローチを組んでいくことかと思います。ここではリハビリ段階で必要なことについてご紹介いたします。 リハビリ段階で必要なこと (1)モビリティー:胸郭、股関節、足関節 (2)スタビリティー:セントレーション (3)感覚器:関節位置覚(体性感覚)、視覚、前庭覚 また、「モビリティー」「スタビリティー」双方のプラスαの要素として考えていただきたいのが「Closed Kinetic Chain」「Open...
脳震盪の基礎|Remedy Conditioning コラボウェビナー(7/12)開催レポート
今回は、Remedy Conditioningとのコラボウェビナーの内容を一部ご紹介いたします。 ■開催日:2023年7月12日 ■テーマ:「スポーツ、フィットネス関係者が知っておくべき脳振盪の基礎の基礎」 ■講 師:中本 真也 (Remedy Conditioning 代表) 1. 脳振盪とは?(定義) 頭を打っていなくても脳振盪の可能性がある ・交通事故(シートベルトをした状態で後ろから追突)衝撃で頭が振られむち打ちのような状況 ・コンタクトスポーツなどで体同士のぶつかり合いの反動によって頭が振られる ・急激なスピードの変化によって遠心力がかかり頭の中で脳が揺れる 頭蓋骨の中で脳が揺さぶられることによって脳振盪が起こるため、直接頭部への衝撃がなくても脳振盪は起こる可能性があります。また、意識を失っていない場合でも脳振盪は起こりえます。「意識があるから大丈夫」と誤解される方も多いですが、意識の有無は脳振盪と関係ありません。 そのほかにも、見た目では判断がしづらい点や、MRI / CTなど画像診断で異常が見られることが少ないという点にも注意が必要です。 2. 様々な症状・後遺症を誘発、後遺症が残る可能性 脳振盪は自宅で経過観察を行い、適切な処置が施されないままにしていると、症状が慢性化して後遺症として残る可能性があります。 <後遺症> 慢性的な頭痛、慢性的な首痛、言語障害、視覚障害、めまい、バランス障害、記憶障害、人格障害 脳震盪の後遺症を重く捉え、イングランドサッカー協会は2020年に12歳未満の選手に対し練習時のヘディングを禁止しました。この背景としては、元プロサッカー選手が繰り返し脳の衝撃によっておこる慢性外傷性脳症によって亡くなった事例や、元プロサッカー選手への調査で認知症・アルツハイマーになるリスクが一般の方と比べて高いことが明らかになったことが挙げられます。 まとめ 脳振盪はスポーツ選手だけではなく、日常生活で子供から高齢者に至るまで誰にでも起こりえることです。ただ、脳振盪を怖がりすぎてもスポーツに取り組めないと思いますので、怖さや対処を正しく知った上で快適で安全にスポーツを楽しんでいただくことが大切だと考えています。 今回のウェビナーが改めて脳振盪について考えるきっかけになれば幸いです。 今回のウェビナーはタイトルの通り基礎編となります。 10月8日(日)、9日(月)に開催するパフォームベタージャパンサミット2023でも中本さんに講義と実技でご登壇いただきます。...
AZCARE ACADEMY、NEXPORT コラボウェビナー(6/24)開催レポート
今回は、AZCARE ACADEMY、NEXPORTとのコラボウェビナーの内容を一部ご紹介いたします。 ■開催日:2023年6月24日 ■テーマ:感覚運動科学の観点からフィジカルトレーニングを再考する~イントロ編 1. パフォーマンス向上に必要な能力とは何か 動画リンク:https://youtu.be/bu5BHXUt0Jk 野球の打者についてパフォーマンス向上を考えた場合、投手の能力や球種にもよりますが、投手が投げたボールが捕手に到達するまで0.4秒未満といわれています。この場合、バットにボールを当てるために打者はどのような対応をしなければならないのか?また、どのような能力が必要なのかを理解しておく必要があります。1.スイングに要する時間そのものを短くする2.球種や軌道の識別、意思決定に要する時間を短くする3.SSRT(Stop Signal Reaction Time)を短くするこれらが達成できれば打者の能力は高まりバットにボールを当てる対応をとることができます。野球選手(野手)を指導する場合、このような能力を向上できれば直接的にパフォーマンス向上に寄与することができるといえます。 2. 「なぜジムでおこなう必要があるのか?」 実行機能の訓練はチームスポーツでやれば良いと言われていた頃もありました。 チーム単位、グループ単位で実行機能系のトレーニングを行う場合でも、ひとりひとりに対して得意、不得意を見分け苦手なものを克服していかなければなりません。 しかし苦手なものに集中してタスクを与え続けることはなかなかできません。 個人個人であれば選手の苦手なタスクを見つけやすく、そこに対して長時間負荷を与え続けることができ克服させることができます。 個人でアスリートを見る立場の方が実行機能訓練をしっかり理解し現場で応用できればパフォーマンスの向上にも直結していきますので、ぜひ日常の指導に活かしていただけますと幸いです。 今回のウェビナーはタイトルの通りイントロ編となります。 10月8日(日)、9日(月)に開催するパフォームベタージャパンサミット2023でも近藤さんに講義と実技でご登壇いただきます。 深掘りした内容が気になる方は以下のリンクから詳細をご確認いただきお申し込みいただけますと幸いです。 詳細はこちらから もっと詳しく知りたい方へ ■オンラインサロン PLAZ+(プラス):https://plaz.jp/ ■現地講習会 ASI...
エクササイズ|Active-Aid Program コラボウェビナー(5/27)開催レポート
今回は、Active-Aid Program様とのコラボウェビナーの内容を一部ご紹介いたします。 ■開催日:2023年5月27日■テーマ:アスリートにおける腰痛 腰痛を防ぐには鍛える前に「脊柱のアライメントを整える」必要がある 動画リンク:https://www.youtube.com/watch?v=NGLzNBaw2zw スキー選手を対象に「脊柱のアライメントと腰痛の関係性」をまとめた論文から、姿勢が崩れた(脊柱のアライメントが整っていない)状態でのパフォーマンスが腰痛に関連することがわかっています。 腰痛の明確な原因は未だに判明しておりませんが、スキー選手に限らずアスリートの腰痛を防ぐには、鍛える前に脊柱のアライメントを整えて患部への負担を軽減できる姿勢(動作)を獲得しておく必要があります。脊柱のアライメントを、整え(コンディショニング)、鍛え(ストレングス)、コーディネーションを獲得するために有効なエクササイズを1例ずつご紹介いたします。 エクササイズ例1:コンディショニング 動画リンク:https://www.youtube.com/watch?v=WLmnIMbQG7I 仰臥位(ぎょうがい)の姿勢でミニバンドを膝に巻き、股関節の外転を促し体幹部を安定させてLever Bellでサンドバックを叩きます。【使用器具】Lever Bell、ミニバンド 【POINT】・立位ではなく仰臥位の姿勢で行うことで支持基底面を両足から脊柱全体へ広げ、体幹の安定を意識しやすくなります。また、立位で同じ動作を行った際に生じやすい回旋時の腰背部の外傷が生じにくくなります。 ・ミニバンドを使用して股関節の外転を促し、姿勢を安定させるメカニズム(フィードフォワードメカニズム)を発動させます。 エクササイズ例2:ストレングス 動画リンク:https://www.youtube.com/watch?v=m3NRnNjNClQ 足を上げてシャフトを持ち上下左右にシャフトを動かします。 【使用器具】ECTスリーブ、シャフト、マット【POINT】・左右にシャフトを動かす際にも脊柱全体の支持基底面を意識して、身体が倒れないように体幹をしっかりと安定させます。 エクササイズ例3:コーディネーション 動画リンク:https://www.youtube.com/watch?v=FCxlzxbcR6c 片脚でプライオボックスを踏み込み、上半身を連動させて身体とLever Bellを持ち上げます。【使用器具】Lever Bell、プライオボックス【POINT】・上半身を素早く持ち上げるには体幹部を安定させて下半身をしっかり踏み込むことが必要があります。・全身の連動を意識して素早く動作することが重要ですが、同時に腰椎の過剰な伸展が出ないよう身体をコントロールします。 ツールを活用して環境を変えることで、自然と目的の動作を促し簡単にエクササイズ動作を改善できることがございます。アイデア次第でクライアントのトレーニング効率の向上につがるため、ぜひ参考にしてみてください。 もっと詳しく知りたい方へ ■セミナーの内容についてより深く学びたい方 Active-Aid Programさんの入門講座を受講の上、本編プログラムにご参加ください。
コンディショニング | R-bodyコラボウェビナー(5/10)開催レポート
今回は、5/10(水)に開催いたしましたR-body様とのコラボウェビナーの内容を一部ご紹介いたします。 ■テーマスポーツパフォーマンスアップや傷害予防のためのコンディショニングトレーニング基礎編 1. コンディショニングの重要性 動画リンク: https://youtu.be/a5Q14JcNBJY コンディショニングの良し悪しが身体やパフォーマンスにもたらす影響について、バレーボール選手を例にご紹介します。スパイクでボールを打つ際、「肩のコンディションが良い状態」では正常な可動域で真上までスムーズに腕を上げることができますが、「肩のコンディションが悪い状態」では可動域が狭まり腕を十分な高さまで上げることができません。人間の脳は無意識に「ボールを打つ」などのタスクの実行を優先するため、「今の身体の状態で最もタスクを実行しやすい動作をとる(=腰を反る)」ことで不足する腕の高さを補い、スパイクを打つことを選択します。その結果、腰に過度な負担がかかり「痛み」が生じる、強いスパイクが打てないなど「パフォーマンスへの影響」が生じます。傷害予防やスポーツパフォーマンスアップのためには、常に全身のコンディションを整えることが重要です。 2.「機能的なカラダ」を作る3つのポイント 動画リンク:https://youtu.be/EBdYXzInKNo コンディションを整えるためにまずは「機能的なカラダ」を作る必要があります。今回は、機能的動作の5原則のうち以下の3つに絞りご紹介いたします。 (1)重力「立位」で姿勢を保ち運動する (2)可動性と安定性受動的に動かせる可動域ではなく「能動的」に動かせる可動域を運動で獲得する (3)運動連鎖機能不全を起こしている関節だけでなく、「全身運動」をすることが重要 3. クラシカルなトレーニングで「原則」を押さえる 動画リンク:https://youtu.be/2E1RcwhupWI 例えば、スクワットでバーベルを使用する場合のかつぎ方は前後で2通りありますが、動画のように前にかついだ場合にはシャフトを前に落とさないよう「身体を垂直に保つ(重力)」ことに加えて「足首を曲げてしっかりとしゃがむ(可動性と安定性 / 運動連鎖)」ことが必要です。 「足首が充分に曲がらない」クライアントに対してこのエクササイズを行うことで、スクワットもただ重りを持ち上げるトレーニングとしてではなく、「足首を曲げるエクササイズ」として活用することができます。 今回ご紹介したコンディショニングは、一般の方からアスリートまであらゆる方のパフォーマンスアップや傷害予防に有効な手段です。ぜひ日常の指導に生かしていただけますと幸いです。 もっと詳しく知りたい方へ R-body ACADEMY Basicコースのご案内 <Basicコース詳細> https://r-body.com/course/basic/ 次回Basicコースのお申し込みはこちら https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd6cnbTcufPta5aSOUTv91dAstzq7oPD62dvz_xi-MAQv0a9Q/viewform 株式会社パフォームベタージャパン
Best Performance Laboratoryコラボウェビナー第五弾 活動報告
今回は、4/21(土)に開催いたしましたBest Performance Laboratory様とのコラボウェビナー第五弾の内容を一部ご紹介いたします。 ■テーマツールを活用したコンディショニングの理論と実践-制約主導アプローチとディファレンシャルラーニングに基づくリハビリとトレーニング- 1.制約主導アプローチとは? 動画リンク:https://youtu.be/_T-OopAXlgU 制約主導アプローチの考え方は、・PLAYER/ORGANISM (選手・生体)・ENVIRONMENT (環境)|空間、地面、重力による制約・TASK/SKILL (課題・技術)|時間、タイミング、ルールによる制約 3つの要素を組み合わせて、制限・制約の相互作用によって最適なコーディネーションを生み出すアプローチ方法です。この中の「TASK」についてツールを活用してエクササイズのバリエーションを増やし、動きのコツを掴む方法をご紹介いたします。 2.ツールを活用してTASKを変化させる 動画リンク:https://youtu.be/y-Q95qOsWnQ ツールを用いてTASKの制約条件を変えることで、同じ動作に変化を加えて最適なコーディネーションを導き出します。 例えば、同じターキッシュゲットアップでもダンベル、ケトルベル(ボトムダウン、アップ)、アクアボールなど、使用ツールによって重心の位置が異なるため「肩甲骨のパッキング」一つとっても求められるTASKは変化します。同じツールで同じ動作を繰り返すエクササイズでは最適なコーディネーションを導くことができないため、ツールでTASKに変化を加えることによりエクササイズの自動化を防ぎます。 3.さまざまなツールを活用して競技動作を学習する 動画リンク:https://youtu.be/Qgea0_TkDIM さまざまなツールを活用することで、目的の競技動作をあらゆるパターンで学習することが可能です。また、ツールが変わったとしても「その競技動作ができているか」を見ることで、「動作を学習できたのか」単純に「そのエクササイズだけ上手くなったのか」を判断する材料になります。 使用器具:ジャムボール、ブレットベルト、ゲームスピード360 「エクササイズのやり方」「エクササイズがうまくなること」に固執するのではなく、制約主導アプローチの原理原則を理解したうえで、「望ましい動作に導く」という本来の目的を見失わないように指導を行うことが重要です。 もっと詳しく知りたい方へ ■エクササイズのバリエーションBest Performance Laboratoryさんのエクササイズライブラリーをご覧ください。 ■セミナーの内容についてより深く学びたい方Best Performance Laboratoryさんのアカデミーへご参加ください。 Best Performance Laboratoryさんとは不定期で無料のコラボウェビナーを開催しております。次回は2023年秋を予定しておりますのでご興味のある方はぜひご参加ください。...
ジム開業・改装などを検討中の方へ
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パーソナルジム、トレーニングルームの開業や改装をご検討中の方向けに、
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時期未定、構想段階でも構いませんので、お気軽にご利用ください。